「暖かくて困るな~」と思っていたら普通の冬の寒さに戻ってくれて「やれやれ」と思いつつやはり寒い朝は辛い物ですね(笑。
普通の冬に戻ったものの今年の冬の環境が色々な私が育てている植物等にどんな影響が出るのかを色々考えているこの頃です。
あれこれ考えても今後の気温の推移などでどうなるかは分からないのですが現状で考えられることなどに着いて書いてみようかと思います。
先ずはブルーベリー
ブルーベリーには低温要求時間というのがありまして一定の時間低温に遭遇しないと春暖かくなったとしても開花しない特性があると言われている植物です。
品種によってまちまちなのですが短い物で200時間位から1200時間以上も必要な品種もあります。
ブルーベリーには低温要求時間というのがありまして一定の時間低温に遭遇しないと春暖かくなったとしても開花しない特性があると言われている植物です。
品種によってまちまちなのですが短い物で200時間位から1200時間以上も必要な品種もあります。
ブルーベリーの場合ですが低温の目安というのが7.2度言われているのですが私が気象庁のデータでざっと調べたところ時間毎の値を積算したところ去年の暮れの該当時間が概ね150時間ほどありました。
1日1時間しか無かったものも計算に入れてもこれだけしかなかったということで暖かい日があったりすると相殺される場合もあるそうなので低温要求時間にカウントされる時間としては100時間もなかっただろうと思います。
1日1時間しか無かったものも計算に入れてもこれだけしかなかったということで暖かい日があったりすると相殺される場合もあるそうなので低温要求時間にカウントされる時間としては100時間もなかっただろうと思います。
今年に入っても最初は暖かい日が続いていたのでここ数日の寒い日の時間を加えてもまだ120時間ほどしかありません。
今後ここ数日のような寒い日が今後しばらく続いてくれればサザンハイブッシュ系ラビットアイブルーベリーの開花については安心できるのですけどね。
ノーザンハイブッシュ系の品種についてはそれでも足りない品種が幾つか出てきそうに思います。
ブルーベリーの研究と言う観点だったらこうした暖冬の影響がどんな品種にどの程度影響を与えるか観察するのは興味深いかもしれません。
まあ、素人栽培ですから気楽なことを言っていますが農家の方達にしたら死活問題にもなるわけですが今後、温暖化が進むとすれば大事な資料になるのかもしれません。
果樹の場合の低温要求時間というのはブルーベリーに限らずに他の果樹でもありまして梨の眠り病(低温要求時間が足りなくて春になっても花が咲かない病気)のレポートというのも出されています。