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春(5月頃)用キャベツの苗




私もそうだったんですが玉葱のトウ立ち(抽苔:ちゅうだい、薹立ち:とうだち)についてぼんやりとした知識の方が多かったようなのでお浚いしておきます。




このブログでも玉葱の場合は早く成長しすぎるとトウが立ってしまうとよく書いていますが、どの時点で成長しすぎるのが良くないのかは明確にしていませんでした。


私がちゃんと分かっていなかった部分もあったのでザッと調べたのをUPしておきます。





玉葱はキャベツと同様、冬越しの際にある程度以上の大きさになった場合に寒さに反応してトウが立つスイッチが入ってしまう植物とされているようです。

例えば具体例を挙げるとキャベツでは本葉3枚くらいからでも寒さに反応してしまう品種もあったりするようで、秋蒔き冬越しで翌春収穫の品種ですと本葉10~枚くらいから寒さに反応する品種がおおいようです。
キャベツのトウ立ち(抽苔)はなぜ起きるか



玉葱の場合も同様に秋の段階で大きくなりすぎてしまうと寒さに反応してしまってトウ立ちのスイッチが入ってしまうのであまり大きくしすぎないで冬を越させないといけません。






それから、玉葱の直蒔きをするとトウ立ちしやすいという件についてですが、これも結果的に苗が早く育ちすぎるということに基づくものだと思われます。

苗を作って植えつける場合は苗床から掘りあげる段階で必ず根っこが傷んでしまうから、その影響で葉も適当に枯れたりするし、植え付け後に活着するまでにある程度間が必要ですから植え付けの時には必ず苗の生長が滞ってしまいます。
ただ、玉葱の場合はこの成長が停滞することによって苗の生育を抑えることが可能になって大きくなりすぎるのを防ぐことに繋がっている物と思われます。


ですから直蒔きをされる場合はそのあたりもある程度計算して若干晩めに種を蒔いた方が良いんじゃないかと思います。


玉葱栽培の場合、マルチをされる方も多いと思いますがこのあたりのことを考慮されるとトウ立ちさせずに上手に玉葱を作れるんじゃないかと思います。




具体的な数字としては↓こんな数字もありました。


たまねぎは茎の太さが1cm以上の苗が10℃以下に30日以上遭うと花芽分化し、春先にとう立 ちするので、極端な早まきや大苗による越冬を避ける。



参考HP









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