10月上旬に行った切り継ぎの様子です。


暖かいおかげもあってか秋だというのに随分元気に発芽しています。




リベールとブルーレイ
イメージ 1






ブルーレイ2鉢
イメージ 2






しめしめこれは順調だ!成功しそうだと喜んでいたのですが、実はそう手放しで喜んでもいられないようです。



接ぎ木の本などによると、接ぎ木の芽があまり早く動き出すと接合部が癒合する前に芽の伸長の方でエネルギーを使い果たしてしまってうまくいかないというようなことが書いてありました。

このあたりは挿し木の場合とよく似ています。
挿し木の場合も発根する前に芽の方で力を使い果たすと良い結果はでませんからね。




あまり意識していなかったのですが今思えばこの接ぎ穂は芽が出来始めていた枝だったかもしれません。だからこんなに早く芽が動き出してしまったようにも思えます。





自らを戒める意味でも接ぎ穂の採取についてまとめてみました。
(挿し木の採取と割と似ています)





接ぎ穂の採取



1)病気などで変色している部分や先端で花芽が多く付いている部分は用いない

2)1次成長が盛んに行われない接ぎ穂(発芽してない枝)を選ぶ
(一次での葉の成長は接ぎ穂のエネルギーを多大に消費するのでエネルギーが
接合部の癒合にまで回らなくなる可能性があるため)

3)親木の施肥は、窒素過多とせず、特にリン酸とカリウムを多めに与える
(葉の成長よりも接合部の癒合を促すため)

4)葉芽と葉芽の間隔が広いものは好ましくなく比較的葉芽の間隔が詰まった枝を用いる
(成長期に窒素過多にすると徒長気味になって葉芽の間隔が広がるから接ぎ穂の採取をする場合は窒素を控えて太陽によく当て徒長を防ぐ)

5)出来れば台木と同じ太さの接ぎ穂が理想的だが接ぎ穂の方がやや細くても可能である
(台木、接ぎ穂共にタバコくらいの太さが最もやりやすい)



4)だけは挿し木の場合とは反対のようで、接ぎ穂を採取する場合は樹を早く大きくする育て方ではない方が良いことになるようです。






宜しかったらこちらもご覧ください