2008年03月

サンシャインブルーの花


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昨日はリベールの花を紹介しました。
リベールは花だけが先に咲いて葉が後から出てきますが、サンシャインブルーは同時進行のようです。似たようなピンク色になりましたが葉があるとやや埋もれてしまう感じもするのでその点ではリベールの方が私の好みにあっています。








秋の挿し木の経過と挿し木の新裏技?


秋の挿し木の経過

昨日チェックしたのですが去年の秋の挿し木でビニールポットに4本ずつ挿した物は大体が発根していました。少しずつバラしてポット上げしています。
レガシーは16本とかシャープが13本、ブライトウェルがなぜか24本とか成功していて苦笑してしまいました。(無計画な証拠です)
他にもリベール、パールリバー、ブライトブルーとかその他にも色々挿していました。

成績としてはブライトウェルがやや成績が悪かったようです。
4本挿していて4本残っているものはなくて2~3本のものが多かったです。それでも成功したものは割とよく根が張っていました。
ブライトブルーは枯れているのは少ないけれど発根の方は大分晩めで今回の分離ポット上げは見送りました。
他にはサザンハイブッシュ系が総じて成功率、発根量共に良好でした。
サザンハイブッシュ系は挿し木がしやすいのかもしれません。






大きな挿し床の挿し木は11月初旬という中途半端な時期だったので成長は今一つです。挿したのはパウダー10、マル10、クライマックス20、ブライトウェル10、ウィトゥ10、グロリア20、プレミア10、オースチン10シャシャンボ20でした。ブルーベリーでは全体的には枯れているものは少ないのですがブライトウェルがやはり10本中4本が枯れて取り除いてあります。他にはクライマックスが20本中4本失敗でした。
シャシャンボについては葉の色が悪かったり落ちたりしたものもいくつか出ています。シャシャンボは見た目が悪くても発根していたりするのでこの状態ではなんとも言えません。
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挿し木で水揚げする時に水に少量の砂糖を溶かすと良いという指導


福島県でのブルーベリー講習会のときの話です。
講師をされた方が、挿し木に水を吸わせるとき、
少量(0.5-1.0パーセント)の砂糖を溶かすと良いと指導をされたようです。
大匙すり切り1杯(15cc)の砂糖で10グラムだから水1リットルに大匙1杯弱程度溶けば良い事になります。
(因みに茶匙や小匙は5ccです)

参照↓
風の丘式挿し木
風の丘の風太郎さんの報告です。

講習会で指導されたとのことなのでおそらく根拠があってのことだと思います。

詳細は分かりませんので報告のみにとどめます。








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菜園、果樹、花などを栽培されている方、時にはアカデミックに植物生理学でも少し勉強されてはいかがでしょう?

植物の生きて成長していく仕組みをしると栽培する上でも色々参考になると思います。




岐阜大学の福井先生が植物生理学の講義内容をUPしているページがあります。分かりやすくコンパクトにまとまっていて読みやすいと思います。(それでもそこそこの量はありますが)


全部を読むのは大変かもしれませんが、植物ホルモンのところなどはブルーベリーでも挿し木や接ぎ木などの増殖や剪定、結実にも関係するから飽きずに読めそうに思います。







私も時間があったので先日紹介したサイトカイニンとオーキシンについて分かりやすく図にしてみました。
左の図がサイトカイニン・右図がオーキシン。

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サイトカイニンというのは根で合成されて頂芽などに送られ頂芽などの成長促進を促しオーキシンは頂芽や花芽などで作られて根に送られます。
また、この二つのホルモンは頂芽優勢にも関係があって、「オーキシンはサイトカイニンのシンク能を高める作用を持っているので頂芽でのサイトカイニン活性が著しく高まる」ということのようです。





多量にオーキシンを生合成できる部位は茎頂分裂組織,若い葉などらしくて挿し木の際に葉芽から発根しやすいというのも葉芽という分裂組織がオーキシンを合成する場所だからかもしれないなどと考えたりしました。








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リベールの花
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前回紹介したリベールはピンクが薄くて見応えありませんでしたか最近の花はピンクが濃くなって大分見栄えするようになりました。
リベールは花が先行するようで桜で言えばソメイヨシノのような乳母桜。
因みに「うばざくら」(姥桜、乳母桜)は、開花時に葉がないことから歯がないを暗喩した桜の通称です。
ピンクの蕾だけが木にぶら下がっている状態でも楽しめるように思います。
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ブルーベリーのホルモン処理


ホルモン処理
ブルーベリーにジベレリンを散布すると結果率向上と果実肥大が期待できると紹介しましたが植物ホルモンのサイトカイニンを散布することによっても果実肥大が期待できるとの報告があります。

合成サイトカイニン剤の果樹に対する利用法の開発
「ブルーベリーに対し、10ppm液を落弁期に散布すると、果実肥大効果が認められるとともに、無処理に比べ収穫期が遅くなり、収穫労力の分散を図ることができると判断された。」

また、aoさんからジベレリンとサイトカイニンの併用でさらなる果実肥大が期待出来そうだとコメントをいただきました。
現在、葡萄などで行われている手法のようです。参照↓
ぶどう栽培指針←7、結実管理
ホルモン剤についても興味深いですが、こちらのページは葡萄を栽培する方は参考になりそうです。













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そういえば訪問者数がおそらく10日足らずで10万を超えそうです。
感謝祭としてファン限定でブルーベリーの苗木プレゼント(送料はご自身で負担していただきます)を計画しています。希少な品種ではないのでややブルーベリーの初心者向けです。人数が少なければ希望者全員で希望者多数の場合は先着もしくは抽選になると思います。ご希望の方は10万達成前にファン登録していただければと思います。(前回は希望者全員でした)


昨日、農家の店に行ったら夏の野菜の苗が色々売られていました。

スイカ、キュウリ、しし唐やナス、カボチャ、トマトとか「今植えて大丈夫なんか?」とかは思いましたが売ってるくらいだから上手に育てれば取れるのだろうと感心だけしてとりあえずは買わずにおきました。



スイカ

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しし唐&ナス

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キュウリ

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作業


今日の午後から雨という予報だったから昨日と今日の朝まででやや頑張って作業しました。
冬の間我が家に十分な野菜を供給してくれた葉物野菜はいまや花盛りでしたが、ほとんど全てを撤収してちょっと寂しくなりました(笑。
蜜柑やビックリグミや柿の根元などにも葉物を植えていたのですがそれがなくなったから今度はワケギとか小葱を植えつけます。
とりあえず今日はワケギだけで小葱を植える場所は肥料を鋤きこんでおきました。

サクランボの下にワケギ(右には小さく「うるい」も)
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茎ブロッコリーとブロッコリーも食べ切れなくて花が咲いてしまったからこれも撤収して夏野菜を植えるために肥料を鋤き込んでおきました。




気がついたこと

先週植えたトウモロコシ、ここ2~3日朝がやや寒かったら少し色が悪くて心配です。
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収穫


写真でお見せするものもあまりありません。
エンドウとイチゴが取れるのが待ち遠しいです。


大根
ニンジン
ブロッコリー
アブラナ科の蕾
アスパラ

プランターの大根とニンジンは今年は出来が悪かったけどトウが立っても困るので収穫しました。お昼に大根、ニンジン、サトイモ、買ってあった牛蒡とコンニャクと鶏肉で煮物にして食べました。私もこういう惣菜を好む歳になりました(笑
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そういえば訪問者数がおそらく10日足らずで10万を超えそうです。
感謝祭としてファン限定でブルーベリーの苗木プレゼント(送料はご自身で負担していただきます)を計画しています。希少な品種ではないのでややブルーベリーの初心者向けです。人数が少なければ希望者全員で希望者多数の場合は先着もしくは抽選になると思います。ご希望の方は10万達成前にファン登録していただければと思います。(前回は希望者全員でした)


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レガシーの花
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今日からラビットアイ系も受粉作業をすることにしました。
ブルーシャワーはおちょぼ口でやや花粉が採取しにくい感じですがウッダードは取りやすい感じです。ブルーシャワーとウッダードがメインですが、サウスランド、クライマックス、ブライトブルー、ベッキーあたりも徐々に咲き始めてます。







呼び接ぎの切り離しの一工夫と2品種根の接ぎ木




秋に作っておいた呼び接ぎの切り離しをしました。
今までは接合部のすぐ下で穂木の方は切っていたのですが今回は思うところあって穂木の接合部よりずっと下の枝の付け根で切りました。
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多分、切り離しても大丈夫だと思うのですがいきなり台木からのみの補給になるというのはやはり負担だろうからこうして穂木の方を伸ばして挿し木状態にしておけば少なくとも水分は穂木自身で揚げられますからね。(穂木の接合部より下の部分を枝の半分くらいを削って元からの補給を減らしてから切り離す方法もあります)

同時にもう一つ考えていることがあってこうして台木と共に穂木も挿し木状態にしておいてもしそちらも発根してくれたら根を2品種にできるだろうと思ったからでした。

根を2品種にしたらどういうことになるか試してみたかったわけです。
あまり良さそうでなかったら接合部のすぐ下で切り離せばラビットアイ系台木の普通の挿し木に出来るからリスクもとくになさそうです。

根を2品種にした場合どういう影響があるかについてはまだあまり情報がありません。一応一つ活用できそうな仮説を思いつきましたがそれは別の機会に記事にします。




ベッキーブルーとチャンドラーの呼び接ぎです。
これだとビニールポットのベッキーのポットを外して大きな鉢にベッキーの表土の高さまで埋めれば確実に2品種の根の接ぎ木が完成できます。
実際、そうしようかと迷ったのですが、接ぎ木テープ(メデール)を取ってみたら見事に癒着しているから少しもったいなくなって切り離してしまいました。
結局↑のと同じ状態になったわけです。
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接合部付近まで埋めて切り離し完了です。
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