2008年01月

待ちに待った接ぎ木の時期が近づいています。

そろそろ台木の一部を部屋に入れて目覚めさせようとも考えています。




ネットで接ぎ木について検索で遊んでいたらちょっと面白いHPを見つけました。

宮菜園というHPなんですが独自の高接ぎ法↓で接ぎ木を楽しんでらっしゃるようです。
宮式高接方式

芽接ぎの一種ですが上下に差込を作って接ぎ芽を安定させているようでなかなかの好成績をあげているようです。


この方の凄いのはこの方法で様々な果樹で多品種接ぎをされていて例えば柿では1本の台木に20品種くらいの接ぎ木↓をされているようです。



うちにも柿、梨、蜜柑、桃とかあるのでいずれは試してみたいと思います。
ブルーベリーもさることながら、果樹でもまだまだ色々と遊べそうです♪





このやりかたブルーベリーに応用できるでしょうか?


可能か否かは分かりませんが私は少し妄想していることがあります(笑




高接ぎ法というのは普通の接ぎ木は台木の低い位置に接ぎますがそれより高い位置に接ぐ場合のことを言うようです。
接ぎ方は普通の接ぎ木の場合と同じで専ら接ぐ位置の高さの違いで呼び方が変えているようす。









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先日話題に上がった微量要素の肥料が売っていないかと「農家の店しんしん」に立ち寄ったらありました。

タキイさんが出している肥料です。

名前にもあるように微量要素が8種類含まれているようです。

1キロで800円だからかなり高いですね。
もっとも6号鉢で4gだから沢山育てていない方ならこれくらいあれば何年も大丈夫そうですけれど。
とりあえず今日は見送りです。

一応裏はこんな感じでした。

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タキイ種苗さんとサカタのタネさんの無料通販カタログの受付が始まっていました。



多分、しばらく前から受付が始まっていたようだけれど今回はうっかりしていました。
私は早速申し込んできましたよ♪







サカタのタネさんは↓こちらです
園芸通信 増刊 家庭園芸 2008年春
(タネ・苗・園芸用品の総合通販カタログ)




昨日も屋内栽培のイチゴが少しとれました。
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コガネムシの成虫対策(1)




コガネムシの幼虫対策についてはブログなどでもかなり論じられているようですが成虫についてはあまり話が出てこないようなので2回に分けて記事にしてみます。





おそらくコガネムシの成虫退治には 性フェロモントラップによって誘引するのが良いようです。

ベリー公さんのところで扱っている
ニューウィンズパック セット (コガネ虫誘引トラップ
が良いみたいで実際に吾一さんのところで沢山とれている報告↓があります。
コガネ虫とブルーベリー







良いのは分かっているのですがお値段もそこそこするので礼によって自分でなんとかならないかと検索してみました。








見つかったのが↓これです







コガネムシトラップ(牛乳パック)

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愛媛県のⅦ参考資料で徳島県での誘引物質によるコガネムシ類の誘殺(コガネムシトラップ)が効果をあげていることが紹介されています。





1)誘引物質の作り方図

清酒………200
砂糖………200g
米酢………150
キナコ………400g
ディプテレックス粉剤………100g
上記の材料を十分に混合、練餌とする。

趣味での栽培だったら上記分量の1/10で出来上がりが105gになるのでそれで2個作るくらいが良さそうに思います。



2)トラップの作り方
牛乳パック(500m)で両側中央部より上位に大きな窓を開けて、その中に練餌60g を入れ、
地上1.5m の高さに設置する。
3)トラップの設置10aあたり3個程度設置する。
4)練 餌 の 補 給1カ月に1回、トラップ1個に60g
5)練餌は補給の都度作るすること。
トラップは青色を使用すると、成虫がよく飛来する。


徳島地方防害虫防除所外:コガネムシ類の防除対策(成虫誘殺法)より








最近は幼虫に天敵を利用した生物農薬も使われているようです。


天敵線虫を利用したスタイナーネマ・グラセライ剤の、『バイオトピア』や、
天敵細菌の毒素を利用したBT剤の、『ブイハンターフロアブル』など。
コガネムシが異常発生して、庭木や鉢植えの葉っぱがコガネムシに食べられてしまい...より

↓こんな幼虫を見つけたら他の幼虫もやっつけてくれるかもしれません。
森林生物 黒きょう病菌
実際研究↓もされています。
anisopliae 製剤によるコガネムシ類幼虫の微生物的防除









スズメバチトラップ


日曜日にやっているNHK「ご近所の底力」という番組があります。
以前其の番組で「スズメバチ退治」編というのがありました。
そこで紹介されているペットボトルで作るトラップでもコガネムシの成虫が捕獲できるようなのですがそれで取れるコガネムシはハナムグリ亜科のコガネムシなのでブルーベリーの根や葉に被害を与えることはないようです。

詳しいことは↓こちらで説明されています。
ハイビスカスの花がコガネムシに喰われてます!


勿論、ブルーベリー園(特に摘み取り園)などではスズメバチは困るでしょうからスズメバチ退治トラップも紹介しておきます。











どんな対策にせよ敵が何時現れるか掴めてないと打ちにくいですよね。
次回は発生時期(期間)とか生態についてレポートする予定です。








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昨日、ホームセンターに立ち寄ったらあまつぶ星・おおつぶ星の1年生苗が売られていました。

去年は2月半ばに記事にしました。見切り品も出ずに売り切れたようだったから恒例になったのでしょうね。
去年の記事↓
ホームセンターであまつぶ星おおつぶ星

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ブルーベリーの新規登録農薬


久しぶりに独立行政法人農薬検査所の検索でブルーベリー使用登録農薬について検索したら新たに登録された薬が結構ありました。(前回は去年の6月に調べました)




カミキリムシ類(微生物殺虫剤)
バイオリサ・カミキリ
リンクを見ていただければ一目瞭然ですが
1分生子が体表に付着、発芽して皮膚を貫通し体内に侵入する。
2昆虫体内では体液中を循環し短菌糸を多数形成して養・水分を奪う。
3昆虫はミイラ化して死亡する。
ちょっと怖い気もします。

イチジク農家にはもってこいかもしれませんね。



根頭がんしゅ病(予防薬)
バクテローズ(アグロバクテリウム ラジオバクター剤 )
あくまでも予防薬で既に罹病しているものにはダメのようです。
ブルーベリーでは使えなさそう・・・。


アブラムシ類 ( 害虫に対する作用機作は、気門封鎖による窒息死)
オレート液剤(オレイン酸ナトリウム液剤 )



ご自身で検索する場合は
独立行政法人農薬検査所
農薬登録情報検索システム(タイトル下)→農薬登録情報検索システム→
農薬を使用する際に必要な情報の検索→
果樹(右端の項目から選択)→落葉果樹→ベリー類→ブルーベリー→追加→検索
と進んでください








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