2007年08月

今、ブルーベリーについての作業は基本的には水遣りとイラガ退治です。




今日は雨だから水遣りはやらなくて済んだんですが
イラガのほうはイラガのコロニーとなった葉を3枚見つけて処分しました。



今の雨が秋雨前線によるものらしいから暑さも一段落で
しばらく休んでいた鉢上げや鉢増しもそろそろ再開しようと思っています。



鉢上げというと挿し木なんですが春に大きな容器に挿した挿し木は
結構好成績で生き残ってくれています。
成功率は95%以上だと思います。
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マル20本、ウィトゥ20本、ベッキー30本、ティフブルー10本
ボールドウィン20本、パウダー10本、ホームベル10本




2月11日に挿したものでそのときの様子は↓こちらです。
挿し木(切り戻し剪定で出た枝で)


120本挿したから100本以上は残っています。
結構場所も必要なのでなかなか手を出せずにいるのが現状です(笑







それにも懲りずに今日も葉巻虫に先端をやられて其処から芽が出てきたタカへのシュートを切り戻した時に出た枝を挿し木しました。

ついでにやたら出まくっていたホームベルのシュートも間引いて挿し木。


もうヤケクソ気味です(笑


挿し方も最近は横着をしてビニールポット1個で4本。
正直言って4本のうち1本だけの成功でも十分です。
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このホームベルは来春には接ぎ木する予定です。
今春も去年の秋挿しの苗に接いでまあまあ順調だったから2匹目の泥鰌狙いです。
そういうわけで接ぎ木が出来る太さの穂木だけを挿し木しています。








因みに私は太さ3mm以上の枝で14センチ程度に切って挿し穂としています。
挿し木の方法は↓こちらを参考にしてください。
ブルーベリー挿し木の方法(やり方)









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ラビットアイブルーベリーの生育およびN,P,K,Ca,Mg,Fe,Mn,Alの吸収に及ぼす土壌pHの影響



土壌とpH(土壌酸度)についてのレポートの紹介です。




過去2回続けて土壌とpH関連のレポートを紹介しましたが概ね同じような内容です。
(前の二つのレポートよりも古いものだからある意味当たり前かもしれませんが)






そんな中で目を引いたことが一つあります。

この調査では赤玉土3:ピートモス2というブレンドの用土を用いて試験をしたんですが、ph4,3~pH5,5の範囲で生育が良いとされているラビットアイ系品種でもpH5,3の土壌でも生育が悪くなると言うことです。
(土壌pHをpH3,6/pH4,3/pH5,3/pH6,0/pH6,6に設定してラビットアイ系品種を育てたところpH4,3でのみ良好な生育を示した)


つまり赤玉土では好適pHの範囲が狭くなると言うことになります。


MYHPでも用土に赤玉土を混ぜるのには反対していましたがこの調査で裏付けられるました。








※論文を詳しくごらんになりたい方は↓こちらから行けます。
研究紀要 恵泉女学園園芸短期大学 34 (20030320) 論文はpdfファイルです。
(上段にあるのでタイトル右の「CiNii」 をクリックしてください)
「ラビットアイブルーベリーの生育およびN,P,K,Ca,Mg,Fe,Mn,Alの吸収に及ぼす土壌pHの影響」











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新御三家はパウダーブルー?



ブルーベリー栽培品種ジョージア州での傾向






庭に何を植えるか悩んでいます。


現在植えているのはボールドウィン(バルドウィン)とノビリス。

一つはデライトに決めました。


あととりあえず最大4~5本くらいは地植えできます。


色々資料も読んでいるんですがデライトの記事の時に紹介したレポートを読んでいるとポツポツと面白い内容がありました。



因みにジョージア州のやや北部のアトランタは日本の東京とか静岡あたりの気候に良く似ているんで参考になると思います。





評価している品種は
ベッキーブルー・アリスブルー・プレミア・モンゴメリー・クライマックス・
アラパハ・オースチン・ボニータ・ブルージェム・ブライトウェル・ウッダード・
ブルーベル・ブライトブルー・ティフブルー・ヤドキン・パウダーブルー・
デライト・オクラカッニー
あたりです。




このレポートでジョージア州での栽培を推奨していない品種はアリスブルー・ブルージェム・ウッダード・ティフブルー・デライトです。





ティフブルー>裂果という深刻な問題を抱えているからパウダーブルーが手に入るならティフブルーは推奨できない。また、栽培していると幾本かは原因不明の問題(茎の障害?)で枯れてしまうとも報告されています。

ヤフーの翻訳
雨天の間、ひびが入っている果物の非常に深刻な問題を抱えています。問題を解決している果物のために、Powderblueが得られることができるならば、商業植え付けにもはや推薦されません。植物は、活発な、直立した成長を作ります。茎数は過剰でありえます、そして、機械の収穫のための刈り込み経費は重要です。茂みの2、3が毎年成熟した植え付けで死亡することは、一般的です。原因は知られていないが、茎障害であるかもしれません。



パウダーブルーとティフブルーのどちらを植えようかと思っていたんですが
これでパウダーブルーに決めることが出来ました。






他の品種の推奨できない理由を分かる範囲で言うと


アリスブルー>ベッキーブルーの方が良い?
ヤフーの翻訳
Aliceblueは、病気とBeckyblueとのクロス非互換性のために果物セット問題のため、フロリダでもはや推薦されません。ジョージアからの情報は、非常に制限されます。



ブルージェム>過湿に弱いため
ヤフーの翻訳
Bluegemは湿った土に非常に敏感で、サイトだけを大きくならなければなりません素晴らしい排水。ジョージアに植えることにもはや推薦されません


ウッダード>冷凍すると品質が悪くなる?
ヤフーの翻訳
凍るとき皮膚が硬化するのでそれがあまりに柔らかくて、プロセス市場に推薦されないので、ウッダードは新たな市場輸送のための劣った選択です。植物はより短くて、習慣において、大部分のrabbiteyesより広がっています。ジョージアでもはや推薦されません。


デライト>ブルーベリーサビ病のため
ヤフーの翻訳
葉病問題(ブルーベリーさび)と矛盾している関係のために、Deliteはジョージアで商業生産のためにもはや考慮されません。





デライトは例外的に地植えにするんですが
その他の推奨されていない品種は地植え候補からはずしました。





ホームベルも粒が小さすぎるからUSAでは過去の品種のようなので既に候補から外しているので、これで御三家全てが地植え候補から外されました。



ラビットアイ系でも新御三家とかビッグセブンとかそろそろ考えてもいい時期かもしれませんね。





ヤフーの翻訳では日本語になっていないので(笑
英語が読める方は原文をご覧ください











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先日、偶然に比較的近くでブルーベリー園を見つけました。

ラビットアイ系中心で御三家のホームベル、ティフブルー、ウッダードとブルーシャワーが中心とのことでした。
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防鳥ネットは農業のハウスの骨組みを利用されているようです。
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割と密に骨組みがあるハウス
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育苗中のところは割りと簡易的に
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ここはおそらく防風用にトンネルされるのでしょうね。
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夏剪定も徐々に進んでいるようです。
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今はほぼ収穫も終わりのようでした。
休憩所もハウスの骨組みを利用されていました。
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今後は品種も増やされるそうで来年の収穫期には寄せてもらおうと思います。










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今年の春孵ったカブトムシは結局雄3匹、雌8匹でした。



雄一匹はあまりに小さかったので自然に還しました。


雌一匹は☆になりました。



昆虫マットと言うらしいんですがまあ敷いてある腐葉土のことです。

それが随分幼虫の糞などが増えたので篩いにかけました。
当然、成虫が出てくるのでこれを機に全体で集合写真
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まだ卵は産んでないかと思ったんですが卵どころか小さな幼虫まで数匹確認できました。
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一応今年もこのまま飼育を続けるつもりです。










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